5歳児

秋の実り! 本園5歳児


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体をしっかり動かした安田式体操の後に、特別な時間がありました。先週末がちょうど「十五夜」ということで、今日はみんなで「お月見」についてのお話を聞きました。先生が「みんな、先週のお月様、見たかな?」と問いかけると、「見たー!」「まん丸だった!」と、元気な声がたくさん聞こえてきました。

なぜ十五夜があるのか、お月見ってどんな意味があるんだろう?そんな疑問を解決するために、今日は動画を使ってお月見の由来を学びました。子どもたちは真剣な表情で見つめます。「昔の人は、秋の収穫に感謝して、お月様にお供え物をしたんだね」という先生の言葉に、「へぇー!」と感嘆の声も上がりました。

動画を見終わった後、先生が「じゃあ、お月見の時に飾るものって何だったかな?」と質問すると、「おだんごー!」「すすきー!」「柿とかもー!」と、子どもたちは我先にと元気いっぱいに答えてくれました。みんなしっかりと動画の内容を覚えていて、その吸収力には本当に驚かされます。日本の美しい伝統文化に触れることが出来ました。

お月見のお話で日本の文化に触れた後は、10月の製作活動に取り組みました。秋といえば、実りの季節。ということで、今日はみんなで「柿」を折り紙で折ることに挑戦しましたよ!折り紙は、手先の器用さや集中力、そして空間認識能力を養うのに最適な活動です。

まず1つ目は、先生のお手本をよく見ながら、みんなで一緒に折っていきます。「ここを半分に折って、次はここを三角にね」と先生がゆっくりと説明すると、子どもたちは真剣な表情で折り紙と向き合います。「先生、これで合ってる?」と、完成途中の折り紙を先生に見せに来る子も。「うん、上手だね!そのままで大丈夫だよ」と優しく声をかけると、子どもたちは安心して次の工程に進んでいました。みんなで協力しながら、可愛らしい柿の形が少しずつできていくのが、とても嬉しそうでした。

そして、2個目の柿は、1個目を折った時の記憶を頼りに、今度は自分で思い出して折ってみることに挑戦です。これが、記憶力と応用力を試す大切なステップなんです。「あれ?次はどうするんだっけ…?」と少し考え込む子もいれば、「できたー!先生、見て!」と、あっという間に完成させる子も。先生は一人ひとりの進捗を見ながら、「〇〇ちゃん、もう一つ折れたんだね!すごいね!」と、頑張りを言葉にして伝えていきます。

折り終わった柿は、ノリを使って製作帳に貼り付けます。そして、クレヨンで周りをデコレーション!太陽や空、葉っぱ、鳥さんなど、思い思いの絵を描いて、自分だけの素敵な秋の風景を表現していました。この製作活動を通して、子どもたちは集中力、手先の巧緻性、記憶力、そして創造力を存分に発揮していました。これらの力は、小学校での学習にも繋がる大切な基礎となります。子どもたちの「できた!」という喜びを大切にした活動でした☆

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