3歳児

ハープの音にのせて♪リズムで広がる音の世界 ~3歳児の活動~


Warning: preg_match(): Unknown modifier '.' in /home/kaigi/pokapoka.jp/public_html/owada/wp-includes/class-wp-embed.php on line 156

空はどんよりとした曇り空。 でも、ぽかぽか保育園の小ホールからは、 元気な声と心地よい楽器の音が響いてきました。

3歳児の子どもたちは、音や動きを全身で感じ取り、 自分なりに表現しながら楽しむ姿がありました。 楽器を使うことで、音に対する関心もより深まり、 友だちと一緒に活動する中で、 音を合わせたり、動きをそろえたりする楽しさにも気づき始めています。


今日の活動は小ホールでの音楽遊び。 講師の先生が持ってきたのは、美しいハープ。 その優しく澄んだ音が響いた瞬間、 子どもたちは一斉に静かになり、耳を澄ませていました。

「この音、なに?」「きれい……」と 思わず声を漏らす子どもたち。 初めて聴く楽器の音に、 心が動かされたようでした。

ハープの音に合わせたリトミックでは、 先生が「白!」と声をかけると、 子どもたちは一斉に壁や身近な白い物にタッチ! 「ここ白いよ!」「壁にタッチ!」と 目を輝かせながら動き回っていました。

青や赤と言われるとマットへ!とっても楽しそうな表情が見られて嬉しいです♡

音と色を結びつけながら、 遊び感覚で音楽と身体表現を楽しむこの活動。 自然と空間や色への意識も高まり、 集中して取り組む姿が印象的でした。

続いて、「不思議なポケット」の歌に合わせた楽器遊び。 鈴、タンブリン、エッグシェイカー…… 目の前に並んだ楽器を手に、 「どれ使う?」「わたし、シェイカーがいい!」 と、友だちと楽しそうに相談する姿も。

曲が始まると、自然とリズムに合わせて楽器を鳴らし始める子どもたち。 「シャカシャカ!」「リンリン!」「トントン!」 音の重なりが、とても心地よくホールに響き渡りました。

ある子が、ふと音を止めて、 「今の音、きれいだったね」とつぶやくと、 隣の子も「ほんとだね」とうなずいていました。 そんな瞬間に、子どもたちの “音”への感受性が確かに育っているのを感じました。

さらに、楽器を返すときにも、 子どもたちは歩いて丁寧に返却場所へ持って行き、 優しく片付けをする姿が見られました。 「そーっと置こうね」「音がしないように…」と 声を掛け合う様子に、音を大切に思う気持ちが表れていました。

英語の活動

音楽活動の後は英語の時間。 始まったばかりの頃は、座っている子どもたちもいましたが、 曲が流れ出すと、次第に立ち上がり、 先生たちと手をつないで英語のリズムに合わせて動く姿が見られました。

曲に合わせて体を左右に揺らしたり、 ジャンプしたり、手を叩いたりと、 リズムにのって自然に体を動かす子どもたち。

英語の歌に合わせての活動は、 言葉そのものへの関心だけでなく、 リズムや表情を通して伝える楽しさも育んでいます。

さらに、英語活動の中ではカラーカードも取り入れ、 「Red!」「Blue!」「Yellow!」と 音楽に合わせて大きな声で色を覚える子どもたちの姿も。 体と声を使って、楽しみながら学びに向かう姿が印象的でした。

音楽と同じように、英語も”楽しみながら”が大切。 今日の子どもたちの姿から、 その気持ちがしっかりと育っているのを感じました。