ジョイ

かき氷パーティー! 本園ジョイチーム


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午前8時を過ぎた頃から、「おはようございます!」と元気な声が保育室に響き渡ります。お家の方と手を繋ぎ、中には少し寝ぼけまなこで入ってくる子どももいますが、保育室に入るとすぐに、お気に入りの絵本やおもちゃを見つけたり、友だちと今日の予定を話し合ったりと、それぞれのペースで一日をスタートします。「きょうはワークがんばる!」「かきごおり、たのしみだね!」と、朝から今日の活動に期待を膨らませる子どもたちの姿は、私たち保育士にとっても大きな喜びです。

今日の午前中は、ジョイチームが楽しみにしているワークの時間でした。ジョイチームの子どもたちにとって、ワークは単なる学習ではなく、知的好奇心を満たすための探求の時間です。机に座り、ワークシートと鉛筆を目の前にすると、子どもたちの表情は真剣そのもの。

ワークが始まると、保育室には鉛筆が紙を擦る音と、子どもたちが考え込む息遣いだけが響き渡ります。子どもたちは、それぞれ自分のペースで問題に取り組み始めました。

 

予定していたワークの終了時間が近づいてきた頃、先生が「そろそろワークの時間は終わりだよ」と声をかけると、子どもたちからは驚くべき反応が返ってきました。
「えー!まだやりたい!」「もう少しで、一番難しい問題がわかるのに!」「せんせい、あと5分だけ!」
予想外の熱意に、先生たちは嬉しい悲鳴を上げました。

先生が時計を見て、「みんな、本当に頑張ってるね。よし、特別にあと少しだけ時間を延長しようか。でも、約束だよ、終わったらきちんとお片付けできるかな?」と問いかけると、子どもたちは「やったー!」「できる!」と、さらに目を輝かせ、再び集中してワークに取り組み始めました。

延長された時間も、子どもたちは驚くほどの集中力を保ち続けました。特に、最初に「難しい」と言っていた問題に最後まで諦めずに挑み、ついに解き明かした子どもがいました。「やったー!できたよ!最後までできた!」と、その喜びは一入でした。その子の達成感を共有するように、周りの子どもたちからも拍手が起こり、保育室は温かい空気に包まれました。

今日の曇り空は、屋上でのかき氷パーティーには絶好のコンディションでした。強い日差しが避けられる分、屋外で涼やかに楽しむことができます。

「みんな、かき氷パーティーの時間だよ!屋上に行こう!」と先生が声をかけると、子どもたちは「やったー!かき氷だ!」「どんなあじがあるかな?」と、目をキラキラさせながら大興奮!足早に屋上へ向かいました。

屋上に出ると、爽やかな風が吹き抜け、広々とした空間に子どもたちは一層テンションが上がります。中央には、ピカピカのかき氷機と、色とりどりのシロップが並べられたテーブルが用意されていました。

先生が「今日は、みんなが大好きなかき氷だよ!味はね、イチゴに、ブルーハワイ、メロン!そして、特別なパイナップルと、練乳もあるよ!」と紹介すると、子どもたちからは一斉に「わー!」「全部食べたい!」「パイナップルなんてはじめて!」と歓声が上がりました。

「さあ、一人ずつ、好きな味を選んでね!」と先生が言うと、子どもたちは真剣な表情でシロップ選びを始めます。

かき氷が手渡されると、子どもたちは一口食べ、「つめたーい!」「おいしい!」と、とろけるような笑顔を見せました。
ある子どもがブルーハワイのかき氷を食べていると、友だちが「わあ!ベロがあおい!」と声を上げました。それをきっかけに、子どもたちは次々と自分の舌をぺろっと出して見せ合いっこを始めました。
「みてみて!ぼくのした、あおいよ!」

「ねえ、せんせい、れん乳かけていい?」「うん、いいよ!甘くて美味しいよ」と、練乳をたっぷりかけてもらったかき氷を口いっぱいに頬張る子ども。その満面の笑みは、夏の最高の思い出となることでしょう。

生パイナップルのトッピングは、子どもたちにとって初めての体験だったようで、「これもおいしい!」「パイナップル、いっぱい!」と、贅沢なかき氷に大満足の様子でした。ただ甘いだけでなく、フルーツの自然な甘みと酸味も楽しむことができ、五感を刺激する食育にも繋がりました。

 

屋上でのかき氷パーティーは、子どもたちにとって特別な体験となりました。開放的な空間で、冷たいかき氷を頬張りながら、友だちや先生と笑い合う時間は、夏の暑さを忘れさせてくれる、最高のひとときでした。このような季節ごとのイベントは、子どもたちの思い出作りの大切な一部であり、園生活をより豊かなものにしています。

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