ラブ

「おおきくなあれ!」と願いをこめて 本園ラブチーム


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6月に入り、ぽかぽか陽気とともに園にも夏の気配が漂いはじめました。
今週は、梅雨特有のジメジメとした暑さもありましたが、ラブチームの子どもたちは元気いっぱい!

今日は、ドリームチームが先週植えてくれた「さつまいも」に水やりをしに、畑へおでかけ♪
そのあとは、公園で“枝の不思議”をテーマにしたサイエンス活動を行い、思いきり自然の中で遊びました。

畑活動を通して、命の大切さを感じたり、自然との関わりを深めたりする中で、
子どもたちの中には、食べ物への感謝の気持ちや、“知りたい!”という好奇心がグングン育っています。

食育に繋がっている毎日の体験が、子どもたちの心を豊かにし、
また、仲間と一緒に取り組むことで“協力する力”や“やさしさ”も育っていきます。

今日のラブチーム、どんな1日を過ごしたのか、じっくりお伝えしますね♪


さつまいも畑にて──「ドリームさん、ありがとう!」

「さつまいもにお水あげに行ってくるね~!」

朝、登園してきた子どもたちの元気な声が保育室に響きます。
先週、年長のドリームチームが頑張って植えてくれた“さつまいも”に、今日はラブチームがお水を届けに行く日。

「ドリームさんが植えたんでしょ? だから大事に育てなきゃね!」
「さつまいも、どこまで大きくなったかなぁ?」

期待いっぱいの目で語り合いながら、身支度を整えていく姿がなんとも可愛らしくて、
見守る先生たちも、思わずにっこり。

そして、今日の外出に向けて、子どもたちは“ある作戦”を立てていたんです。
なんと、「さつまいもも暑いかもしれないから、キンキンのお水にしよう!」と、
保冷機能付きの水筒に、冷たいお水を園から持っていくという発想!

大人では思いつかない、子どもならではの感性に驚かされながら、
「そのアイディア、素敵だね!」と先生もニッコリ応援。

バスに揺られて畑に向かう道中では、「♬やきいも、やきいも、お腹がグ〜!」の手遊びが大盛り上がり!
「なんでお腹が鳴るの〜?」「おいも食べたいな〜」と盛り上がりつつ、畑に到着!

「ここかな?」「あ!これさつまいもかな?」
「お水あげよう〜!」「いっぱい飲んでね〜!」

一人ずつ、交代でキンキンのお水をそっとかけてあげて…
最後は全員で手を合わせて、

「おおきくなあれ!」「また来るね〜!」

そんな可愛らしいおまじないが、青空の下に響きました。
畑活動で命の大切さを学んだラブチームの子どもたち。
ただお水をあげるだけでなく、そこには「誰かのために育てていく」という
温かい気持ちがちゃんと込められていたように思います。


サイエンス活動──「枝の不思議、知りたい!」

畑のあとは、再びバスに乗って近くの大きな公園へ。
到着後はまず、木陰の下で「サイエンス活動」を行いました。

今日のテーマは『枝の不思議』。
自然の中にある“ふしぎ”を探し、体で感じ、考える時間です。

先生が用意したのは、さまざまな太さや長さ、形の枝たち。

「この枝、においがする!」
「こっちはザラザラ、こっちはツルツル!」
「おっきいのとちっちゃいの、どっちが重いかな〜?」

子どもたちは手で触れ、鼻を近づけ、枝の感触や重さ、においなどを
自分なりの言葉でどんどん表現していきます。

「この枝、ちょっとかたつむりのにおいする〜!」と独特な表現をする子もいて、
大人では気づかない視点にハッとさせられます。

自然との対話の中で、子どもたちはただの“木の枝”にもこんなに興味津々。
この好奇心が、学びのはじまりなんだなぁと、しみじみ感じる時間でした。


自然の中で自由に遊ぶ!

サイエンスのあとは、そのまま公園でのびのび自由遊びの時間♪
「この木の実、なんかおままごとに使えそう!」
「焚き火ごっこしよう〜!」

子どもたちの発想はどんどん広がり、木の枝を組み合わせて焚き火を作ったり、
木の実を並べてお料理を作ったり…。

中には、チャレンジ精神旺盛に木登りを試みる子も!

「先生、見て〜!ちょっと登れたよ〜!」
「すごいね!どこまでいけるかな?」

安全を確保しながら見守る中で、
子どもたちは“やってみたい!”という気持ちをどんどん育てていきます。

そして、広い自然の中で身体を動かしながら、
友だちと協力したり、アイデアを出し合ったりしながら遊ぶ姿が、あちこちに見られました。

季節の変化や自然の恵みに触れながら、
ラブチームの子どもたちは今日もたくさんの学びを得ることができたようです。


おおきくなあれ!心も体も成長中のラブチーム

畑でさつまいもにお水をあげ、「おおきくなあれ」と願いをこめ、
公園ではサイエンスを通して“枝のふしぎ”を五感で味わい、
自然の中で遊びながら、自分なりの発見を楽しんだラブチームの子どもたち。

畑活動を通して命の大切さを学んだ今日の体験は、
そのまま「食育」へと繋がっていきます。

「食べものは誰かが育ててくれている」「自分たちも育てることができる」
そんな気持ちが、これからの心の土台になっていくことでしょう。

梅雨に入り、ジメジメと暑い日が続きますが、体調に気を付けながら、
来週もまた、子どもたちの“やってみたい!”を大切に、活動を展開していきたいと思います。

今週も一週間、頑張りました!

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