2歳児

お顔が描けたよ!! 

鯉のぼり制作で季節を感じながら、気づきや優しさが育った日となりました

今日は5月8日。今日の2歳児クラスでは、こどもの日にちなんで鯉のぼり制作をしましたよ。


「おとうさんのこいのぼり!」「おかあさんも!」と笑顔いっぱいの製作時間

今朝、保育室で「今日はこいのぼりを作るよ~!」と声をかけると、子どもたちは目を輝かせて「つくりたい!」と元気いっぱい。絵本で見たことのある鯉のぼりがどんなふうに作られていくのか、みんなワクワクした様子でスタートしました。

「これはおとうさんのこいのぼり!」
「こっちはおかあさん~!」

それぞれ水色の画用紙は「お父さん鯉のぼり」ピンク色の画用紙は「お母さん鯉のぼり」を貼り付ける活動をしました。

クレヨンを使って目や口を描く時間になると、子どもたちは真剣そのもの。

「おめめ、にこにこしてるの~」と教えてくれたEちゃんは、ニッコリ笑った口を描いて「おかあさん、やさしいの」と話してくれました。子どもたちの中にある“家族”のイメージや、大好きな人のことを思い浮かべながら描いているのが伝わってきました。


「あっ、テーブルにクレヨンがついちゃった…」からの成長の一場面

活動がひと段落した頃、先生がテーブルについたクレヨンを落としていると…

「おてつだいしたーい」と自分からスポンジを手にしてテーブルをゴシゴシ。

先生が「おてつだい、してくれてうれしいな」と伝えると、照れたように「きれいになった!」と満足そうな表情。

こういうちょっとした出来事の中で、子どもたちは“気づき”“行動”“満足感”を自然と育んでいるんですね。


2歳児の「今」を大切にする保育 ― 乳児保育と年少保育の間にある成長の芽

2歳児のこの時期は、自己主張が強くなったり、気持ちのコントロールが難しかったりすることも多いですが、今日のように「自分でできた!」「やってあげたい!」という気持ちがぐんぐん育つ大切な時期でもあります。

ぽかぽか保育園では、一人ひとりの気持ちやペースに合わせた個別対応保育を行っています。乳児保育と年少保育をつなぐこの時期こそ、子どもの心を大切にしながら、伸びる芽をていねいに支えていくことがとても重要です。

だからこそ、今日のような鯉のぼり制作や、ちょっとした掃除のお手伝いも、全部が大事なカリキュラムの一環。私たちは“遊び”の中にこそ、幼児教育の本質があると考えています。