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避難訓練とお誕生日会の一日
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〜避難訓練とお誕生日会の一日〜
梅雨の合間の曇り空。
じめじめとした空気の中でも、朝から子どもたちは元気いっぱい。
今日は3・4・5歳児が一緒に、屋上で「安田式体育遊び」からスタートしました。
「先生見て〜!はやく走れるようになったよ!」
「よーい、どんっ!」
心拍数がグッと上がると、子どもたちの集中力もぐんぐん高まります。
「からだ動かしたあとは、お話もばっちり聞けるね」と先生。
屋上でたっぷり動いた後は、それぞれの保育室に戻って、看護師さんによる衛生指導。
今回は「歯」についてのお話でした。
「みんな、歯は何本あると思う?」
「んーと…10本?」
「大人はね、全部で32本あるの。みんなはまだ20本だね」
「えー!そんなに違うの?!」
看護師さんが持ってきてくれた大きな歯の模型に、子どもたちは目を丸くして見入っていました。
「歯をゴシゴシってやると、バイキンが逃げていくんだよ」
「うち、いっつもママが仕上げ磨きしてくれる!」
「すごーい!みんなも仕上げ磨き、してもらってる?」
幼児教育のひとつとして、ぽかぽか保育園では衛生や生活習慣の大切さを、子どもたちの言葉でわかるように伝える工夫をしています。
そのあとは、各クラスでお散歩の準備をして公園へ。
「今日は公園の鉄棒やるんだー!」
「ブランコも順番ね。10かぞえたらかわろうね」
子どもたちは約束を守りながら、個別対応保育の中で自分の“やりたい”にチャレンジする時間。
前回までは鉄棒がちょっと怖かったお友だちが、
「見ててね!できるかも〜!」と挑戦。
ぎゅっと鉄棒を握りしめて、先生と一緒にぶら〜ん。
「うわぁ、ぶら下がれたね!すごいすごい!」
「やったぁ!次はひとりでやってみる!」
手厚保育の中で、自信を積み重ねていくその表情は、晴れやかな笑顔に。
そんな賑やかな公園遊びの最中、先生の声が響きました。
「地震です!先生のところに集まってください!」
びっくりしていた子も、すぐに気持ちを切り替え。
遊んでいた鉄棒も、ブランコも、砂遊びも、その場でストップ。
「頭を守って、急いで集合よ!」と声をかけると、みんなが手で頭をおさえながら、集まり始めます。
「まるくなって〜」
「手はこうするんだよね」
毎月の避難訓練の積み重ねで、子どもたちは「もしも」の時にも自分で考えて動けるように。
今日は公園という、外での訓練でしたが、しっかり静かに避難することができて、みんなに大きなはなまる!
「よくできたね!」
「うん!ほんとのじしんがきても、できるよ!」
子どもたちの頼もしさに、先生たちもにっこり。
避難訓練の後は、6月のお誕生日会!
クラスに戻ると、テーブルの上には手作りのお祝いカードと、お友だちからのあたたかい言葉が。
「○○ちゃん、おめでとう!」
「ありがとう…えへへ、ちょっとはずかしい…」
みんなに囲まれて、少し照れくさそうにしながらも、とっても嬉しそうなお誕生日の主役たち。
「今日はスペシャルな一日だったね」
「うん!歯のお話もしたし、避難もしたし、公園で遊んだし、ぜーんぶやった!」
ぽかぽか保育園では、365日保育や病児保育、一時保育にも対応しながら、日々の遊びや行事を大切にしています。
「今日もたのしかった!」と笑顔で帰っていく子どもたちの背中に、先生たちもほっとひと息。
雨の多い季節だからこそ、カリキュラムを工夫しながら、自然とのふれあいや、災害時の備え、そして一人ひとりの育ちを見守る日々。
子どもたちは、あそびの中で育ち、生活の中で学んでいます。
明日はどんな「できた!」が生まれるかな?