ぽかぽか日記

☆風邪予防のお話し☆

おっはよ~!

あれあれー?何かが始まるみたい!!ワクワクしながらお椅子に座っているぽかぽか保育園のお友達♪

何が始まるのかな~?☆

そうです!今日は風邪予防についての衛生指導の日でした♬

風邪をひかないためには、普段の生活でどんなことに気をつけたらいいのかな?

みんなでお話を聞いて、考えてみましょう!

画面に出てきたのは、公園で元気に遊ばず運動しなかったお友達です。

お友達は、お外から帰ってきても手洗い・うがいをしません。好き嫌いをしてごはんも食べないよ!お昼寝しないで遊んじゃおう〜!

・・あれれ?なんだかお友達の様子がおかしいです。身体がとっても辛いなあ。風邪をひいて、お熱が出てきたようです・・・

な、なぜ風邪をひいてしまったの?!と不思議な表情。一体どうしたらよかったんでしょうか?

ここで風邪予防の方法を教えてくれるぽかぽかレンジャーが登場です!!

運動をしてバイ菌に負けない強い体を作る、赤レンジャー!

外から帰ったらうがいをして、バイ菌が喉に付着するのを防ぐピンクレンジャー!

お手てについた見えないバイキンを手洗いでやっつける青レンジャー!

お野菜や栄養をしっかりとって体を強くする黄色レンジャー!

睡眠をしっかりとることで、体を休めてバイ菌と闘う力をつける緑レンジャー!

風邪を予防するためには、適度な運動・手洗いうがい・バランスのとれた食事・十分な睡眠がとっても大切なんですね。

そっか〜!と納得のお顔です。

ほかにも、保育園では乾燥をさせないよう加湿器で湿度を管理したり、窓をあけて十分な換気をおこなうことで風邪予防をおこなっています!

 

では最後に、これからの季節流行しやすいと言われている感染症を簡単に紹介したいと思います!

☆RSウイルス

今年は夏場に大流行したので名前を聞いたことのある方も多いかと思います。1歳までに70%、2歳までにほぼ100%の子どもがかかると言われている、ごくありふれたウイルスです。発熱を伴いゼーゼーするような咳が出るのが特徴です。ほとんどのケースは軽傷で済みますが重くなると呼吸困難になって、入院しなければいけないということも非常に多く、インフルエンザよりももっと厄介なウイルスともいわれているそうです。症状が治まってからも3~4週間は便などから排出されると言われており、強力な感染力を持っている理由でもあります。

☆インフルエンザ

冬季の代表的な感染症の一つですね。急激に高熱がでたり筋肉痛や全身の倦怠感、場合によっては熱性けいれんや肺炎や気管支炎などの合併症があります。重篤な合併症としてはインフルエンザ脳炎や脳症などがあげられます。予防接種も毎年行われていますが、インフルエンザは型のたくさんある感染症なので確実に防ぐことが難しいのが現状です。感染力が強いため、流行性感冒とも呼ばれています。咳やくしゃみによって、冬場の乾燥した空気中に飛ばされたツバや痰に含まれるウイルスで飛まつ感染や空気感染するので、流行するのもとても早いのが特徴です。

☆ノロウイルス・ロタウイルス

これらはウイルス性の胃腸炎で、秋ごろから感染が広がっていきます。ノロウイルスは11月ぐらいから流行って、熱はそんなに高くはないが、突然のおうとや下痢、下痢の症状が出ます。吐物や下痢などが乾燥してウイルスが空気中に飛び散ることが大きな原因になると考えられています。ロタウイルスは2月ごろから流行すると言われており、ノロウイルスよりも症状が重くなるのが特徴です。便が白っぽくなったり、ものすごい勢いで嘔吐、そのあとに、米のとぎ汁のような水様の白っぽい便が長く続きます。非常に脱水になりやすくて、点滴をしたり入院したりということが多い病気で、感染力は強いです。ロタウイルスは生後一番最初の予防接種の中に含まれていますのでしっかりと接種しておくのが望ましいです。

☆溶連菌感染症

これは細菌による感染症です。昔は発疹がいっぱい出て、猩紅熱(しょうこうねつ)と言われた病気です。軽いものもあって、なかなか普通の風邪との区別が難しいのが特徴です。あまり咳や鼻水は出ず、舌が白っぽくなり、次第に苺のように赤く、ぼつぼつしてきます。扁桃に膿がつき、のどがかなり赤くなり、出血斑という赤いぼつぼつが口の奥にみられたり、首のリンパ節が腫れることも多いです。この菌は皮膚の弱い所や傷につくととびひの原因ともなります。

上記にあげたものは一部の一般的なものです。感染症は非常に多くの種類があります。

これらの感染症に対する抵抗力をつけるためにも今日の風邪予防のお話をよく覚えて日頃から実践していきたいですね!

園でも声を掛けながら促していきたいと思います!